綴り

主に私の妄想置き場です。サボったらごめんなさい。

2018-01-01から1年間の記事一覧

遺書

誰も悪くないんです。 ただ、私が生まれたことを除けば何も誰も悪くなかった。 まず、お母さん。 お酒の飲みすぎと煙草の吸いすぎには注意してください。 次にお父さん。 数年前に病気したんだから、無理しないでね。 次にお姉ちゃん。 お仕事大変みたいだけ…

愛の形

僕はいつも人を怒らせる。 昨日だって母さんを怒らせた。 母さんは僕をいつも打つ。 でも、その後大好きって僕に言うんだ。 だから僕も大好きって言うの。 今日、スーツ着た女の人が来て、僕の体を見て触って、嫌な顔した。 「これは誰がつけたの?」 って僕…

クリスマスプレゼント

今日の朝のテレビ占いで 『いい事がありそう!思いっきりおしゃれをして出かけましょう!』 と言われたので、いつもより気合を入れたメイクとファッションをしました。 少しの緊張と不安を覚えて、あなたを見れればそれでいいなと。 それが最高のプレゼント…

もし

保健室の先生に 「卒業したらどうするの?」 と聞かれた。 「就職します。」 と答えた私に先生は 「え、意外!てっきり看護師さんとかになるのかと思ってた!!」 と言うのです。 「なんでですか?」 と私が問うと 「だって、テキパキ働けるし、判断力あるで…

ざまぁみろ。

うちの母は怒ったら手がつけられないのですが、そんな怒った母を1度だけ泣かせたことがあります。 その時はなんの喧嘩だったか忘れましたが、お金が絡んでいたと思います。 「私なんかにお金をかけなくていいよ。」 という私に母は泣いていました。 「私なん…

「死ぬ時は、白いワンピースが着たいな。」 僕に微笑みながら言った彼女は、1週間後に死んだ。 17歳と2ヶ月。 誕生日会をつい先日したばかりだった。 冬に死んだ彼女は、肌がただでさえ白いのに棺桶の中で白いワンピースを着て少し微笑んでた。 おかしいな。…

心の中

貴方にこの心の中のものを伝える気はさらさらありません。 見て、聞いて、誰にも言わずに1人で満足します。 貴方に彼女ができた時は、お祝いします。 大きな拍手と共におめでとうって全力で言います。 そんな女じゃだめですか。 好きな人に好きと言えない女…

年の差

私はいつも年上を好きになります。 今回好きになった人もとっても素敵です。 もう声を聞くだけで、姿を見るだけでいいんです、それだけで、充分好きだって分かるくらい好きです。 この前、写真を撮ってもらったんです。 でも、もう1枚撮って欲しくて。欲張っ…

呪い

私の母は、お酒に酔うと私に暴言を吐いてくる人でした。 そんな母は直ぐに物に当たります。 私の父は、偏見がとても多く謝らない人でした。 そんな父は直ぐに物に当たります。 そんな二人は今日も言い争うことの無い喧嘩をしています。 私はあなた達にとって…

期待

いつもLINEを送るのは私で。 いつも心配するのも私で。 私からなにかする事で何かが君から返ってくるんじゃないかと思ってた。 でもそんなことなかったね。 一度だってそんなことなかった。 期待してた。 ごめんなさい。

なれない。

君が嫌いだったショートヘアにした。 君の嫌いだった赤い口紅を塗った。 君の嫌いだった不真面目な奴になった。 君の嫌いな者にたくさんなったのに、君のことはちっとも嫌いになんてなれなかった。

世界一の嘘つき。

「好きだよ。」 その意味を君は気づいてるはずなのに 「ありがとう。」 って言われる私の気持ち考えたことないでしょ? 「意味分かってる?」 「分かってるとも。」 嘘つき。 君は世界一の嘘つき。

永遠に好きな人

多分私はずっと貴方のことを好きだよ。 永遠に好き。 多分、おばあちゃんになって死ぬ間際に、近くにその時の旦那さんが居たとしても貴方の顔が思い浮かぶと思うの。 あぁ、来世で会えたらもっと上手い出会い方をしたい。 そして、いつまでも貴方と幸せであ…

違い

すぐリストカットしてしまう彼女としたくてもできない私の違いってなんなのだろう。 臆病者なのだろうか。 弱いのだろうか。 怖いのだろうか。 どっちにしろ、今の私になんて分からない。

リストカット

君はよくリストカットをしている。 隠してるつもりかもしれないけど、気づいてる。 僕はそういうのに疎いからどうしてそんなことしてるか分からなかったし、したいならすればって思ってた。 でも、君と一緒にいる内に、やめて欲しいって思ったよ。 止められ…

隣の席

君との思い出を見てたら、路線バスに乗っても君は私の隣に座ることなんてなかったね。 その時不思議に思ったことはなかったよ。 なんで? とその事を今問ってみても、答えはいつまでも返っては来ないけれど。 私は少しわかる気するよ。 こうなるって分かって…

私は?

あなたが 「次に出会った子は幸せにしたい」 なんて言うものだから、曖昧に笑ってみせたよ。 あぁ、もう私とは出会ってしまっているし幸せにしてくれないのね。 なんてね。

母へ

拝啓 私はとてもあなたの事が嫌いです。 お酒に酔って、 「お前なんか産まなきゃよかった。」 「死ねばいいのに。」 と私に言ったことをあなたは忘れているでしょう。 私は一生覚えています。 何もしていない私を怒鳴りつけたことも、私の頬をあなたの手でぶ…

捨てるべき。

どうして人間は他動物を捨てる権利があるんだろう。 そんなする権利なんてどこにも落ちていないというのに。 まっすぐにひたむきに向かってきてくれている動物を捨てる権利なんて誰も持っていないよ。 もし捨てたなら、あなたも捨てられるべきよ。 社会に。 …

迎えに来て。

君の好きなタイプは 「いっぱい食べていっぱい笑っていっぱい泣ける子」 だったけれど、今もまだそれは変わらないでしょうか。 それだったら、私は君が居なくなってから随分と泣いているような気がします。 そんな私を笑わせるために早く迎えに来てよ。

冗談

会いたい って呟いたら、 俺に? って聞かれて うん、そうだよ。 って言って、 待ち合わせして ちょっと遅れて行って 後ろから抱きつくの。 って冗談ぽく笑うの。

安心

君に向けて言った また会いたいなぁ の言葉は世の中の雑踏に紛れて消えたよ。 安心してよ、また会いになんて行かないから。

手紙

拝啓 お元気ですか。 私は相変わらず元気です。 そういえばお仕事、順調ですか。 私は、内定を頂いてこの間友人の前で泣いてしまうほど喜んだところです。 そういえば彼女はできましたか。 私は誰かと付き合う度あなたが胸をかすめて、頭にあなたの笑顔が浮…

嘲笑

あの時はごめんなさい。 私を懸命に愛していてくれたのに、それに気付かずに別れてしまってごめんなさい。 でもひとつ言わせて。 あれからね 誰とお付き合いしてもあなたと比べてしまうの。 あなたを思い出すの。 どうしてかな。 今、あなたにとても会いたい…

溺れる

どうして、ドラマのあの子は泣く権利があるのに私にはないのだろう。 こんなにも好きなのにってあの子は泣くのに。私は君を好きだからといって、泣いちゃいけないの? こんなにも溢れ出しているのに? ねぇ、溢れたものが海を作るの。 その海に溺れてる私を…

もっと。

冷たくなった体。 頭を撫でてももう尻尾を振ってくれる君はもう居ない。 昨日までそこにあった命はないの。 どうして。 私、まだ君に何もしてあげられてない。 もっと遊べばよかった。 もっとお話すればよかった。 もっと君に大好きと伝えればよかった。 も…

突然彼女から連絡が来た。 「私って必要?」 「必要だよ。」 風の音がする。 急いだ。流石に急いだ。 思いつくビルがあった。 彼女と秘密で入って、屋上で星を見たあのビル。 彼女は柵の外にいた。 「早かったね。」 「何してるの。びっくりするじゃんか。」 「びっく…

麻痺

人間は麻痺をする。 楽しくないことを楽しいと笑ったり、大丈夫じゃないのに大丈夫と言ったり、それが何時しか当たり前になって、心が麻痺してしまうのだ。 でも人間は麻痺してもなお踠く。 踠くことで、人間の美しさが出るのだ。

一つ年上の君に僕は恋をした。そんな彼女に恋をしたのはかれこれもう一年前になる。 僕と同じ学校の制服を身にまとって、君は僕の前を歩いていた。 同じ交差点でたまたま一緒に赤信号に引っかかっただけだった。 しばらく待ってれば、強い風が吹いた。 その…

お久しぶりです。

お久しぶりになってしまいました。 お久しぶりで申し訳ないのですが、今回は色々とお知らせをしたいと思います。 まず1つ目は、ブログ名を変えたいと思います。最近、ポジティブになってきまして、少しポジティブな名前にしたいと思います。 そして2つ目。実…