綴り

主に私の妄想置き場です。サボったらごめんなさい。

桃の飴

話したこともないあなたに一目惚れをしました。

大好きです、とても。

 

お話できる機会は僕の日常生活では全くなく、あったとしても無駄にしてしまうかもしれません。

 

けれど、お話はしたくて。

仲良くなりたくて。

あわよくば好きになってほしくて。

 

右ポケットに入ってた桃の飴を握りしめて、きっかけを作ろうと思います。

 

あの人に飴をあげたいんです、神様。

どうか勇気をください。

無題

君の好きな人の話にしこたまイライラした。

 

君の好きな人は、君のしたいことを制限して、泣いて、自分勝手で、なのに君を泳がせて。

 

そんな君の好きな人に、甘えてんじゃねぇよと往復ビンタを食らわせたい気持ちでいっぱいだったし、私からしたら、最高のビッチと一緒だった。

 

 

でも、君は言う。

やっぱり好きだなって。

 

 

アホなんじゃないかと思う。ほんとに、どこまでもイカれてた。

 

でも、そんな君が好きな私もイカれてた。

そんな好きな人の話を聞いて、「私にしとけば」と言いそうになって、毎度喉で止まってしまう。

 

私はまだ君を好きでいたい。

一夜

今日も家に帰ると、両親はいない。どちらとも、違う相手と一夜を明かしに行った。

 

どうしても、一人きりの夜が嫌で、テーブルの上に置かれた高校生の私には多すぎるお金が嫌で。

 

 

私も夜の街に飛び出した。

 

男の人に抱かれれば、周りから、気持ち悪いだの、尻軽だの、罵られた。

 

でも、そんなのどうだってよかった。

 

たった一夜を一人で明かすのが、どれだけ寂しいか知らないでしょ。

誰かも分からない人肌がこんなに暖かいと思うのなんて知らないでしょ。

本当は誰かにお前は必要だって言ってくれるのを待ってたのなんて知らないでしょ。

 

集まり

親戚の集まりに行ってきた。

いとこの子どもは、大きくなってて、ものも沢山喋れるようになっていた。

昔イケメンと言われていたいとこは、おじさんになっていた。

叔父と叔母は、すっかりおじいちゃんとおばあちゃんになっていた。

 

成長と老いを目に見えてしてるのはいいなと思う。

 

私もそうなりたかった。

 

 

無理だった。

 

親戚の集まりに行くと、とてつもなく悪いことをしたくなるのは私だけでしょうか。

遺書

誰も悪くないんです。

ただ、私が生まれたことを除けば何も誰も悪くなかった。

まず、お母さん。

お酒の飲みすぎと煙草の吸いすぎには注意してください。

次にお父さん。

数年前に病気したんだから、無理しないでね。

次にお姉ちゃん。

お仕事大変みたいだけど、頑張って。彼氏と幸せに。姪か甥が見たかった。

次に飼い犬たち。

たくさんご飯を食べて。いたずらは程々に。

次に友達たち。

こんな私と仲良くしてくれてありがとう。受験の人頑張ってね。私がおめでとうって言えるように頑張って。

 

皆さん、ありがとうございました。

 

たくさん勇気づけられました。

 

もっと早くに死ぬべきだったのに、こんなに遅くなりました。ごめんなさい。

 

みんなはこうならないように、人によく相談すること。

ご飯いっぱい食べて、よく寝てください笑

それでは。

愛の形

僕はいつも人を怒らせる。

 

昨日だって母さんを怒らせた。

 

母さんは僕をいつも打つ。

 

でも、その後大好きって僕に言うんだ。

 

だから僕も大好きって言うの。

 

今日、スーツ着た女の人が来て、僕の体を見て触って、嫌な顔した。

 

「これは誰がつけたの?」

 

って僕にその女の人が聞いてきて

 

「母さん。」

 

って言った。

 

「そっか。」

 

「でもね、全然痛くないよ。母さん、僕のこと大好きだからやっちゃうんだ。だから全然痛くないよ。」

クリスマスプレゼント

今日の朝のテレビ占いで

 

『いい事がありそう!思いっきりおしゃれをして出かけましょう!』

 

と言われたので、いつもより気合を入れたメイクとファッションをしました。

 

少しの緊張と不安を覚えて、あなたを見れればそれでいいなと。

 

それが最高のプレゼントだなと。

 

思っていたら、あなたを少し見れて充分でした。

 

サンタさん、プレゼントをありがとうございました。