お別れ
突然ですが、例の彼とお別れしてきました。
ある本の内容で、「案外、踏み出す勇気だけが足りない時だってある」というような一文を見て、あぁそうかもしれないと思ったからです。
でも私もお別れしようと思っていたわけではないんです。
一昨日、3月26日に私たちはデートの約束をしていました。私が少し待ち合わせに遅れてしまうというハプニングもありつつ、待ち合わせの駅に着いて、彼とある場所に向かいました。場所は控えさせて頂きます。
二人きりになれる場所です。
そこでお話をしたり、キスをしたりもしました。でも、なんだか私は申し訳なくなってしまって。
だって、彼が話しかけているのは恋人としての私です。でも私はなんだか…恋人に話しかけている気分ではないんです。友達のような、曖昧な関係の人に話しかけているような気がしました。彼は少し私の変化を読み取って、「どうしたの?」と聞いてくれました。
しっかりとはっきり、友達に戻りたいと言いました。そうしたら、一気に空気が変わって、彼は時間が一回止まったかのようでした。
彼は私に泣きついて、やだとたくさん言いました。やりたいことだってまだある、約束してるのにやってないことたくさんある、ねぇもう戻らないの、あのお店行こうって言ったじゃん、もう俺を理解できる人なんて現れないから、お願いまだ彼女のままでいて。
私の服が涙や鼻水でたくさん濡れました。ごめんね、行けなくてごめんね、約束破ってごめんね、戻らないよ、一緒に行けなくてごめんね、じゃあそういう人ができるまで私が一番の理解者でいてあげる、ごめんね友達がいい。
私も何故か涙か止まらなくて。幸せだったなと。二人で散々泣いたあと、彼は承諾してくれました。彼は笑っていました。本当の彼の笑顔かはわかりません。
ですから、今、私たちは友達です。
今度二人でまたお出かけに行ってきます。友達としてです。
こんなところで言っても伝わらないかもしれないけど。
7ヶ月間幸せでした。
傷つけてしまってごめんね。
たくさんわがままいってごめんね。
遊ぶ時間取ることできなくて、ごめんね。
連絡も遅くなったりして、ごめんね。
たくさんもっと好きと伝えればよかったね。
たくさん君に言いたいこともっと言えばよかったね。
君と行きたいと思ってた場所に無理してでも行けばよかったね。
こんな私を愛してくれてありがとう。
受け入れてくれてありがとう。
また友達になってくれてありがとう。
私が道に迷った時、手を取ってくれてありがとう。
私はこんな魅力的な人を見たことないから、いつも自分に自信の無い君だけど、もっと自信を持って、胸をはっていいんだよ。
何かに迷った時は、私が背中を押してあげる。力の強い私だから、ばーんと思いっきり押せるよ。怪我しないでね笑
大好きだった。愛してた。その事実は変わらないから。本当にありがとう。
これからは友達としてよろしくね。